想いの欠片

原作者の竹宮ジンです。
「想いの欠片」ボイスコミック化にあたり収録を見学させていただいたのですが、いまだに「あれは夢だったのではないか？」と思うことがあります。
…と言うのも「想いの欠片」を連載していた頃、ミカ達がおしゃべりしているのを想像したり夢に見ていたりしたからです。
あの頃の夢が現実になったのだなぁ…と驚きと感激で胸がいっぱいです。
「想いの欠片」ボイスコミックを聞いてくださる皆さまや、製作に携わってくださった皆さまに感謝を込めて…。

● 収録が終わっての感想
キャラクターたちが多様な恋愛観を持っていて、その想いがぶつかったり、弾けたり、心の奥底の部分を丁寧に描いている作品だと思いました。
色々な価値観に出会うのは新鮮で興味深かったです。

● 演じたキャラクターについて
ミカと私は違う部分が沢山ありますが、冷めたようでいて求めている彼女に、少しでも寄り添いたいと思いました。
クールな中でたまに見せる年相応の表情、反応がとても可愛らしいです。

● A-koeでこの作品を聴いている方々へ一言
ご視聴くださいましてありがとうございます。
それぞれの想いが交錯し、ヒリヒリしている部分と、「それでいい」と肯定してくれる部分、どちらも感じていただけたらと思います。

● 収録が終わっての感想
穏やかな収録になりました。和気藹々と優しい雰囲気の中、取り組めたと思います。

● 演じたキャラクターについて
思いやりのある優しい女の子でした。初めてのうちは、自分の中にない感情や状況を受け入れられず拒絶してしまいますが、誰かとの出会いや関わりが彼女を変えていきます。人間味があり、年相応な可愛らしさが魅力的なキャラクターです。

● A-koeでこの作品を聴いている方々へ一言
非常にディープで繊細な作品ですので、お芝居をする上で、自身のモノローグや感情のぶつけ方を丁寧に演じようと心がけました。「誰かを好きになる」その気持ちの大切さや儚さに気づけるお話です。是非、みて、きいて、楽しんでください。

● 収録が終わっての感想
アニメのアフレコとはまた違った形式での収録だったのもあって少し緊張気味でしたが、とても和やかな雰囲気の中で楽しく収録させていただきました！ただ空腹と緊張でかなりの頻度でお腹が鳴ってしまって共演者の方々には本当に申し訳なかったです…笑

● 演じたキャラクターについて
普段あまり演じることのないタイプのキャラクターだったのでとても新鮮な気持ちでお芝居させていただきました。私演じるサキはあまり感情表現が大きいほうではなく、基本冷静かつしっかりした女の子です。ミカとはまた違うタイプの大人びた雰囲気を意識して演じさせていただきました。そんなサキのマユに対する想いがどのように変化していくか、是非注目して聴いてみてほしいです！

● A-koeでこの作品を聴いている方々へ一言
それぞれのキャラクターが様々な気持ちを抱えながら、相手と、そして自分とどう向き合っていくか是非見(聴き？)守っていただけると嬉しいです！

● 収録が終わっての感想
まず同性愛をテーマとした作品、それも女性同士ということで、周りは女性ばかりの中、男は自分一人だけという環境でいろんな意味で緊張しました。
出てくる男性は全て自分が演じているわけですけども、自分で自分を突き飛ばしたりなど、色々どうしようかと迷ったりもしました。自分が演じた原田くんはイケメンだけどちょっと変わっていて、かなり妹想いなところとか、演じていて楽しかったです。

● 演じたキャラクターについて
原田くんは、学校では女子から人気のあるイケメン君なんですけども、その実彼も同性愛者です。
同性愛者の集まるお店で知り合ったミカとは段々と、お互いの悩みが分かり合える友人として仲良くなっていったり、マユという妹が、ミカとの関係に首を突っ込んできて大変なことになったりします。妹との兄弟愛的なものも感じられて、とても素敵だなと思いました。彼のこれからの恋愛や、妹マユのミカへの感情などがとても気になりますね。

● A-koeでこの作品を聴いている方々へ一言
もともととても素敵な作品なのですが、さらに声のついたものはいかがだったでしょうか。悩ましい恋愛をしている彼女たちを、役者一同全力で演じております。漫画で読んだ時とはまた違った発見があるかもしれません。楽しんで頂けたら幸いです。